2020/06/23 11:01

先日父の日がありましたね。

私の父は、父であり仕事の上司でもあり

いや!というくらい、ほぼほぼ毎日、長い時間顔を合わせています。

良く言えば、働き者!24時間、毎日仕事!仕事の事で頭がいっぱいの人である。

私にはない考えで、私にはとてもできない生き方である。

なので、父と衝突することも多々あり、父からしてみれば

私の考えては未熟で、あまいと思われている。

お前にはこの仕事はできない、女にはできない

帰れ!と何度言われたことか。

なんでそんな言い方するのか、悩んだりもした。

この世界で生きるのは大変なことということを

父なりの表現で教えてくれているのかもと

思えてきたのは、最近やっとである。

私も40歳を過ぎ、物事や言葉には表面だけでなく

奥深くのことがあると感じれるようになってきたからだ。





私と父の話はひとまず置いて、

ご紹介するお品は、木製のローチェストになります。

小箪笥とも呼ばれ、小さいタンスですが、引き出しもたくさんあり

収納力もあります。

とても古いものではないけれど、ぬくもりがあり

お部屋に一つほしいものですね。




私は父と同じはできない。

私の強みは、父のすごいところをずっと何年も一緒に見てきている。

帰れ!と言われて、涙で前が見えない日もあったけど

堪えて、父の傍にいた。

だから、父の良さ、そして私のやり方が混ざり、良い方向にいけるよう

やっていきたい。

父の日は、父の母がよく作ってくれて好物の

庄内郷土料理のゼンマイ煮となすの鍋焼を再現し作ってみた。


うまい。


その言葉が聞けて、笑顔になる。

穏やかに食べる父を見れた日となった。